水面を歩くほそいやつ、知ってます?
皆さん、生きもの探してますか!
(今のところ後輩と友人の3名で構成)
今回は最初の生きものということで、めちゃ悩みました…
悩んで
悩んで
よし、
めっちゃマイナーなこでいこう!
ということで、冒頭の写真のこを紹介します
水面を歩く細いやつ、君の名は?
最初の写真、わかりましたか?
正解は
これです
このこの名前はイトアメンボ
まさに糸のように細~いアメンボっぽい虫です
本当はなんとかイトアメンボ、なんですがいかんせん私が見分けられないので、まとめてイトアメンボで紹介します
見分けられる方は私に教えて下さい!
アメンボなのか…?
アメンボといえば、皆さんこちらを連想されますよね?
私もそうです
あ、アメンボにも種類があって、上の写真はどっちかわかりづらいのでどっちの名前も書きました
アメンボの仲間にはアメンボって名前のこもいるので、アメンボだけでも普通にあってたりします
話がそれましたが、イトアメンボも一応近い仲間です
他のアメンボと同じ水生カメムシの仲間で、水面に落ちてきたちっこい虫とかをおそって体液を吸います
(ちなみにカメムシの仲間はものすごく広いので、セミとかアブラムシとかも入ります)
ですが、見た目以外にもすっごいわかりやすい違いが…
スイスイ?いや、水面は歩くもんだ
アメンボといえば、スイスイと水面を滑るように動くのが特徴的ですよね?
ですが、イトアメンボは一味違う
彼らは、歩きます
なんというか、見てもらわないと伝わらないと思うんですけど、ゆったりした動きで水面を歩くんです
なので、動きを見るとすぐに違いがわかります
…そもそも見た目がサルとゴリラくらい違うんですけどね
どこにいるの?そもそも、その辺にいるの?
イトアメンボはアメンボと同じような場所が好きです
特に森の中の池沼や田んぼ、ため池のような流れのないところで良く見つかります
私が長崎県の対馬に行ったときは、カワウソ探しているときに流れのほとんどない渓流の端の方で見つかったりしたこともありました
イトアメンボも、田んぼやため池といった農業と近しい場所にいる生きものなので数が減ってきていますが、それでも鳥取ではわりと見る気がします
ただ、見つけるのが難しい
なんてったって
その辺の糸よりも細いですからね
田んぼから1cmの長さに切った動く細い糸を見つけるようなものです
でも意外としゃがんで岸辺を見たりしているといるので、探してみて下さい
見つけられると、自分すごい!ってなりますから
しかも一回見つけると、わりと見つけられるようになる
さぁ、あなたもイトアメンボマスターを目指そう!
可愛いポイントはよくわからない動き
いや~、このこはほんとよくわからない
例えばこれ
なぜ潜った…?
わかりません
あめんぼと同じで基本水上生活のはずなんですが、わりとこの後も何度も水中に潜っていました
次に謎の動きをするイトアメンボ
なんか上下にずっとゆらゆらしているのがデフォルトのようです
謎ですが、この動きを見てるとなんか癒されます…
最後に
いかがでしたでしょうか?
世の中にはこんなに地味で、
見つけられないほど見づらくて、
でも、一度見つけてしまうと
気になっちゃう可愛いこがたくさんいます!
皆さん、この子は冬でも探せなくはないみたいなので、池に落ちないように気をつけながら探してみてくださいね
鳥取は今年寒すぎて、だいたいの水という水が凍っておりますので、私はこたつから皆さんがイトアメンボと出会えるように応援しています